秋葉原の「人」に聞く第8回・秋葉原鉄道居酒屋店長~渉(わたる)~
秋葉原で活動する人々や、秋葉原で働く人々にインタビューを行い、胸に熱く滾る秋葉原愛をお届けするという企画となっています。
また、インタビューを行った方からお友達を紹介していただき、秋葉原の輪を繋いでいこうという趣旨もあります。
第8回目の今回は、居酒屋としても、秋葉原界隈としても珍しい鉄道居酒屋の店長「渉」さんにお話を聞いてきました。
↓秋葉原の「人」に聞く、第7回目はこちら。
秋葉原鉄道居酒屋 LittleTGV
今回インタビューは秋葉原の鉄道居酒屋 LittleTGVにて行いました。
Little TGVは2008年秋葉原にてオープン。
メイド喫茶全盛期の中、コンセプトを強めに出した店舗として登場しました。
店内は鉄道をモチーフとした内装となっており家族連れでも楽しめるお店となっています。
そんな鉄道居酒屋にて店長を務める渉さんにお話をうかがってきました。
Little TGV
〒101-0021 東京都千代田区外神田3丁目10−5 イサミヤ第三ビル 4階
03-3255-5223
営業時間
平日:18:00~22:00
土曜:12:00~22:00
日曜:12:00~21:00
その他営業時間に関しては店舗までお問い合わせください。
公式サイト
公式Twitter
15周年イベントも開催。鉄道居酒屋店長渉さんにインタビュー
Q
本日は宜しくお願い致します。
丁度15周年記念イベントも終了ということで…
イベントはどれくらいの期間やっていましたか?
A
2008年2月22日オープンなので、15周年となる2月22 日から3月12日まで開催しました。
色々な規制が明けて初めての周年イベントということで、少しでも多くのお客様にご乗車
していただきたいと思い開催期間を長めにしました。
Q
15周年、凄いですね。フロアは変わらずずっとこのビルで?
A
ありがとうございます。
はい、15 年ずっとこの場所です。
久しぶりにご来店されるお客様に「あれ?場所変わった?」って言われることもあります。
場所は変わっていないのですが、街並みが変わったせいか久しぶりに来ると「あれ?」ってなるお客様もいるみたいです。
Q
お店はオープンしてから15年経っていますが、渉さんはこちらの店舗でどれくらい働いていますか?
A
12~13年くらいです。
店長になってからはちょうど 10 年になります。
ランチでメイドカフェ? 秋葉原カルチャーに触れるまで
Q
10年以上も働いていると秋葉原の変化も凄く感じるのではないでしょうか?
A
そうですね。
やっぱりお店が増えましたよね。飲食店だけでなくいろんなお店。
昔は深夜はもちろん、夜までやっているお店もほとんどなくて、通りを歩いていても暗いと感じることが多かったです。
Q
メイド喫茶の存在自体は知っていましたか?
A
はい、「電車男」などで知ってはいました。
ただ、当時は秋葉原にもほとんど来たことがなかったので詳しくはわからなかったですね。
秋葉原の会社で働くようになって、先輩からランチに誘われて行ったのがメイドカフェだ
った時はけっこう驚きました。
「なるほどランチでメイドカフェ!」と衝撃を受けた記憶があります。
今は時間があればいろんなお店を巡っています。
秋葉原の変化に合わせてお店も徐々に様相を変えていった
Q
鉄道居酒屋という結構ニッチな需要のものかな?と感じますが
お客様の層というのはどのような感じでしょうか?
A
本当に様々な方にご乗車いただいています。
最初は〝萌え系鉄道居酒屋〟としてオープンし、鉄道好きの方はもちろん、メイドカフェや萌え系に興味がある方が多かったです。
徐々に秋葉原に来る〝人〟自体が少しずつ変わっていったので、それに合わせて〝鉄道コンセプトの居酒屋〟にシフトしていきました。
鉄道に詳しくない方でも楽しめるメニューや所謂よくある居酒屋メニューなど、コンセプトを重視したものと定番のものと分けています。
Q
徐々に店舗運営的にも変化してきた中で、特にここは変わったという部分はありますか?
A
一番変化を感じるのはお客様の層かなと思います。
先ほどもお伝えしたように秋葉原に来る人が変わってきて、お店に来るお客様の層も変わりました。
メニューや接客自体を変えたことで、お仕事帰りのサラリーマン、カップルや海外からの旅行者など、色々な方にご利用いただいています。
最近はお子様連れのご家族も多くいらっしゃいます。
お子様が電車好きということで、ネットなどで調べて来てくださいますね。
店内には N ゲージが走っていて、カメラが搭載された車両の走行風景がモニターに映し出されるのですが、角度によってお客様がモニターに映るので、お子様は特に喜んでくださいます。
お酒が好きで高じた日本酒の取り揃え
Q
日本酒の品揃えが豊富なようですが…
A
実は私が日本酒好きで…。
最初は期間限定で「日本酒フェア」というのをやらせていただいたんですが、今は日替わ
りで色々と入れています。
ありがたいことにいろんな日本酒が楽しめると通ってくださるお客様もいらっしゃいます。
Q
店長権限的な感じですか?
A
そうですね(笑)
正直なところ自分がそこまで鉄道に詳しくなく、「何かお店で活かせるものは…」と考えた結果がお酒でした。
最近はより飲みやすい日本酒が増えてきたように感じます。
TGV が日本酒を飲むきっかけ、好きになるきっかけになれたら嬉しいです。
渉さんに秋葉原でおすすめのお店を聞いてみた
Q
インタビューを行うかた皆さんに聞いているのですが、秋葉原のおすすめのお店やスポットがあったら教えてください。
A
よく行くのは牛舎 (Gyu-sha)さんです。
ハンバーグが本当に美味しい!
以前参加したアキバルという秋葉原で飲み歩き・食べ歩きをするイベントでこのお店に行ったんですが、めちゃくちゃ美味しくて。
それからランチの時間にちょこちょこ行っています。
定期的に食べたくなるんですよ。
ハンバーグが美味しいのはもちろんなんですけど、ライスが美味しいんです。
ちなみに私のおすすめはペッパーソース!
あとテレビでも紹介されていたハンバーグカレー。
行ったことない方は、ぜひ行ってみてください。
第8回、秋葉原の「人」に聞くを終えて
鉄道居酒屋というレアなお店で10年の店長業務。
自分の好き・強みを出しながらも多くのお客様に満足してもらえるよう常に尽力している渉さんにお話をうかがいました。
店舗の方も15周年ということで、新たな企画も打ち出しています。
こちらのデザイン企画に採用されればお店の新たな制服として製作が行われます。
また、公式キャラクターの衣装にも使用され多くのお客様の目に留まるかと思われます。
応募期間は2023年4月1日~6月30日。
詳しくは公式サイトやSNSをチェックしてみてください。