ゲーミングデバイス

格ゲーやるならパッド?アケコン?キーボード?メリットとデメリット

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バトエン

ストリートファイター6、グラブルヴァーサスの新作、そしてニッチな需要であるがホロライブの格ゲーも登場!
2023年は格ゲーマーにとってのe-Sports元年とも呼べる年になるでしょう。

新作を機に格ゲーを始める人もいるかと思いますが、その度にあがる「コントローラー問題」に終止符を打つべく、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
最終的には個人の主観での選択になるかと思いますが、コントローラー購入の際の手助けになればと思います。

↓アケコン改造とかもしています

新作アケコンMadCatzT.E.3をレバーレス化改造12月に新発売となったMadCatzT.E.3。 前回、その機能と内容を全てレビュー致しましたが、今回はそんなT.E.3をレバーレス化...

各タイトルの必要ボタン数をチェックしよう

▲出展:ストリートファイター6公式サイト

まずコントローラーを使用する上で気にしておかなければいけないのが「ゲームで使用するボタン数」です。
基本的には3〜6ボタンをデフォルトで使用する場合がほとんどですが、ゲーム内設定で任意のボタンを割り当てることによって、大体8個程度がフルで使えるボタンの最大数となります。

しかし、ストリートファイター6からは使用できるボタンの最大数が11個になりました。
オーソドックスなアケコン、コントローラーで常時使用できるボタンは8個となっています。
※ゲームをプレイする上で支障なく使用できるボタン数
海外ではパッド勢も多く、日本でも徐々に勢力を拡大してきていますが、同時押しなどを考えると結構大変だと思います。
ある意味アケコンでのプレイ前提感が強い格ゲーですが、それでも各々が最適なデバイスを模索している状態です。

アケコンのメリットとデメリット


まずは格ゲーと言えばこれ!
古より使われ続け、今も大会シーンではアケコンプレイヤーが大多数となっています。
しかしながら、全プレイヤー(大会にも参加しないプレイヤー含む)の統計では、アケコンの使用者は少数派らしいです。
※鉄拳プロデューサーの原田氏曰く
アケコン愛用者が大会シーンに多い理由はまさに「操作性」によると思います。
ずらし押し、ピアノ押し、同時押しにレバーでの半回転や一回転コマンドの入力のしやすさなど…
格ゲーをプレイする上で適した構造となっています。

メリット
・同時押しやずらし押しなど、特殊なボタン操作がしやすい
・特にLRトリガーに対応するボタンのストロークが短くなる
・ボタンやレバーを換装することで、自分に合ったアケコンに改造できる
・何なら0から全てを作れるので専用機を作りやすい

デメリット
・小型アケコンでも結構場所を取る
・持ち歩きにはあまり適していない
・値段が高価になりやすい

といったものがあります。
特に値段が高くなってしまうのは結構なデメリットだと感じています。
良い物は高いは常識ですが、最近の性能が高いアケコンは4万5万が当たり前の世界になってきています。
購入したは良いが自分に合わなかった…というのは一番避けたい問題なので、アケコンを購入したい人は店頭で試遊できるものか知り合いに同機種を持ってる人から触らせてもらえるとベストですね。

コントローラー(パッド)のメリットとデメリット


格ゲープレイヤー一番の勢力がコントローラー勢。
アケコンと区別するためか、パッドと呼ばれることが多いです。
基本的にゲーム機本体を購入すると1個専用コントローラー(以下パッド)が付属してきます。
大体の人がこの付属で付いてきたコントローラーを使用してゲームをプレイしており、定期的に新カラーのパッドも販売されています。
純正のパッドの他にもサードパーティーのパッドやプロコンと呼ばれる高級パッドもひっくるめてパッド呼称をします。

メリット
・純正パッドの完成度が高く、どこでも入手可能
・持ち運びが楽で、大会参加の際に持参しやすい
・アケコンに比べて高級機でも値段が安い

デメリット
・無線接続での弊害が問題になっている
 ※特に大会中
・同時押しがやりにくい
・パーツ交換や基板不良の修理が困難

いわゆる上位プレイヤーのパッド勢が増えてきているので、ゲーム側でのパッドへの最適化が徐々に進んできています。
ストリートファイター6ではモダン操作という簡単操作も出てきているので、パッド勢とアケコン勢の差は縮まってきています。
私も一部タイトルによってはパッドの方で操作しています。

レバーレスコントローラーのメリットとデメリット


アケコンとパッドの良い所を取り入れたような、中間の製品がレバーレスコントローラーになります。
押しボタンは上方向キー以外24mmを採用しているのが多く、慣れない内は本当に使いにくいと感じます。
レバーレスコントローラーの最大の特徴は移動キーでニュートラル経由が無い所。
コマンド入力も特殊ですが、レバーよりもコンマ早く行動が出来るのが評価されています。

メリット
・コマンド入力がレバーよりも早く完成する
・アケコンのメリットはそのまま

デメリット
・既製品の選択肢が少ない
・自作するにも沼が深すぎる
・既製品、自作共にかかるお金がヤバい

本格的に格闘ゲームをプレイしており、なおかつ大会でも勝ちたいと思う人が選択するデバイス。
昨今では様々な情報が共有されているが、まだまだ新しいデバイス扱いなので商品ラインナップが少ないのは選びにくい理由ですね。
自作するのもいいのですが、元々のガワを使用するにも箱から全て自作するにも、時間とお金がかかるのでガチ勢向けのデバイスというのは否めません。

ゲーミングキーボードのメリットとデメリット


ここ最近何かと話題になっているデバイス。
古の同人格ゲーマーやPCゲーマーにとってはオーソドックスデバイスですが、格ゲーではまだまだ認知度は低いかと思います。
ただ、入力装置としてのキーボード性能を見てみると、格ゲーに意外とマッチしているんですよね。
スイッチも多数あるので、自分に合った一台を見つけやすいというのもあります。

メリット
・アケコンやレバーレスより小型(小型化可能)
・キースイッチによって性能を変化させることが出来る
・自作する際、アケコンよりも安く済ませられる
・キートップの大きさが自由自在

デメリット
・沼が自作アケコンよりも深すぎる
・コントローラーのルール設定はされていないが、今後変化する可能性がある
・市販品の場合、格ゲーをやるには相当な慣れが必要

キーボードに関しては使用人口も更に少なくなるので、何がベストなのかは情報が少ない状態です。
自作するにも、オフィシャルパーツや自作パーツを含めると膨大な数のパーツがあるため、かなり沼が深いと予想できます。
とは言え、ゲーム用(not格闘ゲーム用)でキーボードを自作している人もいるので『自作キーボード界隈』の方へ足を踏み入れてみると格闘ゲーム用のものを準備することはできるかも知れません。

↓秋葉原には自作キーボードのお店もあります

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新たなデバイス探しを模索するのも楽しい

変態コントローラーと呼ばれる特殊なものもありますが、今回紹介したデバイスが基本的な選択肢となっています。
メーカー側もパッドに適した操作方法を設定してきているので、今までアケコン派だった私もパッドを試してみようかな?と思うようになってきました。
イベント等に参加する時の荷物がとにかく多くなってきているので、アケコンの小型化も含めて新たなデバイスを模索するのも楽しいかも知れません。

ABOUT ME
あんどー水樹
PC、ゲーム、イベント事が好きです。 お肉とかも好きです。 コーギーたんはもーーーっと好きです。



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