ジャンクPS4コントローラーを修理する【分解・修理・パーツ取り】
ゲームショウが終わり、様々な新作の情報が一気に解禁されましたね。
何だかんだでまだまだPS4は現役でい続けなければならない働き者が確定しました。
そろそろコントローラーもヤバいんじゃないですか?
さて今回は、より出費を抑えつつPS4コントローラーを使い倒そうということで!
ジャンクコントローラーと壊れたコントローラーをニコイチにして再生していきます。
今回準備したPS4コントローラー
今回はPS4コントローラーを2個用意しました。
ひとつは上キーの聞かなくなったコントローラー(CUH-ZCT1J)※旧型。
もうひとつは以前購入したジャンクコントローラー(CUH-ZCT2J)※新型
新旧の違い
プレイしている上ではあまり気にならない部分ですが、いくつか新旧での相違点があります。
・ボタンやキーがつや消しになっている
・タッチバーからライトが確認できる
・内部構造、パーツの変化がある
といったところです。
今回コントローラーをニコイチにする上で「内部構成、パーツの変化がある」が結構難関になりそうです。
ちなみに、今回準備してゲオ限定販売カラーは新型コントローラーになります。
こっちがジャンクです。
今回使用する工具類
大々的な修理は行わないのでドライバーセットがあれば問題ありません。
合わせてパーツ洗浄用にクリーナーがあれば大丈夫ですね。
いつものセットです。
PS4コントローラーを分解
↓詳しい分解方法はこちらをご確認ください。
とりあえず作業の手間にならないくらいにバラバラにします。
外せるケーブルは全てはずし、バッテリーも取っておきましょう。
分解方法は新旧で特に変わりはありません。
ジャンク品を扱う上での注意
ここでひとつ注意点を…
特にバッテリー周りは気にしておきましょう。
今回は明らかに純正品ではないようなバッテリーが中に入っていました。
※左が旧式、右がジャンク品に入っていたもの。
特にバッテリーに関しては充電時間、放電時間、膨張、発火など、様々な要因に関わってくるので、絶対に純正品を使用するべきだと考えています。
今回の件に関してはそこまで危険な状態ではなかったですが、念のため非純正のバッテリーは廃棄処分を行います。
普通に使えてましたが、リスクは高くしたくないですよね。
新旧パーツ形状の違いをチェック
いくつかパーツの違いはありますが、新旧コントローラーで互換性がない部分がこちら!
旧型はパーツが別々になっているのに対し、新型はタッチバー自体に押し込み・戻しの機構が一体化になっているので、パーツの使いまわしは難しそうです。
ただ、あまり故障しない箇所なので旧型は旧型、新型は新型同士でパーツを交換しないといけませんね。
PS4コントローラーをニコイチで修理
今回準備した「無事」なコントローラーはジャンク品の方。
ただ、アナログスティック周りの動作がちょっと硬いというか…物理的にガタつきもあるというか…
分解して見てみたら、アナログスティックがパーツ破損(穴の方)しており、基板部のシリコン素材がちょっと硬くなっていました。
硬くなっているだけなら使っていくうちに治るのですが、念のため稼働機構まわりにクリーナーをひと吹き。
次にプリント基板部を清掃し、こちらも念のため綺麗にしておきました。
次にボタン、十字キーに使用されているシリコンパーツを交換。
涼しい所に放置されていたのか、新型の方のシリコンはちょっと硬くなっていましたね。
使えないわけではないのですが、お仕込みが硬いというか…へっこんだらちょっと戻りが遅いとか…
動作不良の原因のひとつになるので、しっかりと交換して戻りをよくしておきましょう。
組み立ての際にオプションボタン、シェアボタン、アナログスティックを変更。
アナログスティックは破損していた上に、ちょっと色が汚いというか…とてもアレだったので交換をしっかりとしておきます。
限定コントローラーの良さは見た目の部分だと思っていますが、実の所この紫色の部分があまり好きでないというか…ボディのライトブルーだけが気になるというか…
次回はコントローラーの下半分を変更していこうかな?とも思っています。
組み立てたら一度ケーブルを繋いで通電するかのチェックを忘れずに。
バッテリーは旧式から引っ張ってきています。
特に問題なく使用できるので、新旧でのバッテリーの差はないでしょう。
何度も言いますが、非純正品のバッテリーは思わぬ事故の元になるので、絶対に使用しないようにしましょう。
ジャンクPS4コントローラーを修理してみて
今回は「ジャンク側」にパーツを移植してコントローラーを修理しました。
型式違いをニコイチにするのは中々大変ですが、今回程度の修理ならパーツごとに互換性があれば問題ないですね。
それよりも謎のバッテリーが入っていた方が恐ろしかったです。
ジャンクとは言え動作は問題なかったので、そのまま使い続けていたらどうなっていたかわかりません。
ジャンクはノークレームノーリターン、改造・修理は自己責任でが基本なので、ある程度は知識をつけてから挑むものですが、この記事を見て興味を持ってくれたあなた!是非ともジャンクな世界に入ってきてみてはいかがでしょうか?
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