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すずめの戸締まり公開!! ジェネリック新海誠アニメ映画レコメンド

ジェネリック誠アイキャッチ
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新海誠監督作品『すずめの戸締まり』が2022年11月11日に封切られました。
皆さんはもう観に行かれましたか?ぼくはまだです。
もしかしたら「アニメ映画おもしれー!もっと観てぇ!」とアニメ映画熱が上がった方も居るんじゃないでしょうか?
今回はそんな方におすすめ(?)の映画をネタバレしない程度に紹介していきます。

※ここで言う「ジェネリック新海誠」とは内容はともかく、プロモーションが明らかに”それ”だったアニメ映画を指していますのであしからず。

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君は観たか??ジェネリック新海誠映画レコメンド

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
言わずと知れた人気ドラマのアニメ化作品。
前年に『君の名は』が大ヒットした東宝が翌年に配給したため、それに準じたようなプロモーションが行われ、アニメーション制作はシャフト、総監督が新房 昭之、キャラクターデザインに渡辺明夫と”当てに行っている”布陣だが内容は……
絵柄の好き嫌いはともかく『君の名は』と比べた際に画面の見劣り感は否めず、こぢんまりとした展開もあり、リッチなテレビスペシャルといった印象を受けた。
クライマックスとなる花火のCGもうちょっとどうにかならなかったのか?
DAOKO×米津玄師による主題歌「打上花火」はヒットし”これアニメの曲だったんだソング”の仲間入り!

あした世界が終わるとしても

あした世界が終わるとしても
松竹配給のフルCGアニメ映画。
若い男女と描き込みの多い背景のメインビジュアルは完全に”それ”を意識した物だろう。
青春物風に展開する序盤から一転、古谷徹によるナレーションの「第二次大戦中に研究されたナンチャラでパラレルワールドが云々」といった世界観説明は面食らう事間違いなしで必見!!
また敵ボスがドヤ顔で実行する、あんまりにあんまりな作戦も面白ポイント。
画的な見どころは特になかったです。

HELLO WORLD

HELLO WORLD
東宝配給のフルCGアニメ映画。
ボーイミーツガールな感じに背景ドーンなポスターはアッ、ハイ。
監督に伊藤智彦(世紀末オカルト学園)、脚本に野崎まど(ファンタジスタドール イヴ)を迎えたSFアニメで諸々あってパラレルワールドな感じのお話だ。
この手のプロモーションされるアニメ映画、パラレルワールド多いな!!
犬飼りっぽによる番外編コミックがおすすめ。

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夏へのトンネルさよならの出口

夏へのトンネル、さよならの出口 (ガガガ文庫)
ポニーキャニオン配給のアニメ映画。
外と時間の進みが違うトンネルをめぐるお話。
といってもシャマランの『オールド』とは全然違うので安心(?)だ。
30代拗らせ女と高校生男子のカップルが爆誕するので、そういうのが好きな方は必見。

僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ

僕が愛したすべての君へ (ハヤカワ文庫JA)
衝撃の2バージョン商法映画は……またパラレルワールドかよ!!
バージョン商法映画といえば『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム』を思い出すが、こちらはそれぞれ別の内容となっているので、そこは安心してほしい。

“観る順番で結末が変わる”という宣伝文句だが、(もし観るのなら)『君を愛したひとりの僕へ』を先に観たほうが良いだろう。
というのも、この順番で観たほうがストーリー的なわかりやすさはもちろん、どちらの作品も劇場版アニメとしてお世辞にもリッチな画とは言えないが『僕が愛したすべての君へ』のほうが画的にマシ。
自分は『僕愛』を先に観て、後半に登場するもう片方の映画の流用映像で「これよりショボいのが待ち受けているのか……しんどいな」と感じてしまった。

話がリンクしている2本の映画をそれぞれ別の制作スタジオで同時公開というチャレンジの難しさは理解できるが観客にそんなことは関係ない。ランタイム100分程度の映画を2本、時間にして3時間半と各種割引を適用しない場合2本で4000円近くのコストを要する事を考慮の上で視聴しよう。

劇場で映画を見よう!!

新海誠の映画っぽいプロモーションなアニメ映画を紹介してきました。
今後も似たような映画はまだまだ登場すると思われます。
評判を聞いてから配信で観るのもいいですが、わざわざ劇場に出向き安くないお金を払って、映画の内容に一喜一憂する楽しみは格別です。
ひとりでも、みんなでも映画館に行こう!!

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