GamerFingerのアケコンボタンが日本でも発売を開始した。
ゲーミングキーボードにも使われている『メカニカルスイッチ』を搭載した一風変わったボタンである。
品切れになる前にGamerFingerのボタンを入手出来たので、今回はこのボタンへの換装と使い勝手を紹介していきたいと思う。
基本的な改造方法は前回のアケコン改造記事を参照してほしい。
今回使用するGamerFingerのボタン
GamerFingerのボタンの取り扱いを始めたと聞いて、千石電商で4つほど購入をしてきた。
ヨガ的なイラストやスピニングバード的なイラストが描かれたシールが貼られている。
全てランダムである。
シールを外したところ。
メカニカルスイッチの十字が見える。
分解して中のスイッチを交換する事も可能だ。
今回使用するエレコムのアケコン
今回、GamerFingerのボタンを取り付けるエレコム製のアケコンがこちら。
型番はJC-AS01BK。
調べてみると2007年製らしい。
12年前の物・・・開ける前から嫌な予感がする。
分解~裏蓋開け~
二点で鉄板が止まるはずがないので、まずは四隅のゴム足を外していく。
予想通り下からネジがお目見え。
底の鉄板を外して中身を確認。
2kg近い重さがあったような気がする。
ボタンはこのプラスチック部品の下の位置にある。
嫌な予感が確信にみるみる変わっていく。
分解~内部パーツ~
プラスチックパーツを外す。
基盤に見覚えのない穴が空いている。
ネジをはずして基板をはず・・・せない!
制御基板に信号を送る為の端子が邪魔をしている。
仕方ないのでボタン基盤を無理矢理ひっぱって中を確認。
・・・そもそもボタンの構造が違っている。
現在流通しているごく一般的なアケコンのボタンはファストン端子でボタンとの配線を繋いでいるのだが、このアケコンのボタンは底面の出っ張りが基板に接触する事によって入力信号を送るタイプだった。
中身を確認してみて
構造がエレコム独自の作りだったので、これを改造して使おうとすると大規模な手術が必要になってくる。
もしPS4でも使おうとするならば
・中のパーツを全て取り出す
・アケコン本体を加工する
・他のアケコンからパーツを移植する
ここまでの大移植手術をする必要がある。
しかも使える『かも』というくらい確実性のない大手術だ。
今回は『安いアケコンに高いパーツを組み込んだらどうなるか』を試してみたかったのだが、そもそも対応していないという結果になってしまった。
何ともお粗末な話だが、流石に次回は現行機種でボタン交換を行いたいと思う。
次回、GamerFingerのボタンはあのアケコンに!?
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