注意していても折れるときは折れる、可動フィギュアの関節を修理してみたのでその様子を紹介します。
フィギュアが壊れてしまった時の参考にしてください!
可動フィギュアの関節を直してみた アリゲーティコンの前足編
やっちゃった~!(レインボーアート並みの感想)
SUPER7より発売のULTIMATES! アリゲーティコンの前足が折れてしましました。
アメトイなんてそんなもんよねとも思いつつ、届いたその日に折れるのはちょっと凹むわ~……
関節ジョイントの軸が折れてメス側に残っちゃってますね。
ペンチで摘出するのも難しそうなのでどうしたものか?
今回の修理プラン以下のような感じにしました。
1.上腕(?)部に取り残された関節軸の摘出
2.前腕(?)部の関節パーツ取り外し
3.関節パーツ軸接着
4.関節パーツを戻して完成
ではさっそく作業開始!!
まずは「1.上腕(?)部に取り残された関節軸の摘出」です。
このままの状態では摘出が困難なので真鍮線を接着して、それ事引き抜く作戦で行きます。
真鍮線を取り付けるべく、残った軸にピンバイスで穴をあけます。
今回は0.8㎜の穴をあけました。
なるべく真ん中に穴をあけるようにしましょう。
つぎに、この穴に真鍮線を……と思ったら入らね~~~~~!!
よくみたら外径じゃなくて内径が0.8mmの真鍮線じゃねーか!!
真鍮線を買う際、皆様はしっかりとチェックして間違い無きようお気を付けください。
というわけで気を取り直して0.8mmの真鍮線をIN!!
瞬着で接着しますが、余計な部分につかないように気を付けてください。
接着が完了したら周りをドライヤーなどで温めて柔らかくしつつ、真鍮線をジョイント軸ごと引き抜きたいのですが…….
全然引き抜けませんでした。
とりあえずどんな感じに前腕を取り付けるか確認するか~と思い、真鍮線をカット。
前腕(?)関節部にも0.8mm穴をあけて、
セット!!
……これで良くね???
壊れていない右側と比べても違和感なし。
関節の縦可動は生きているし、前腕を真鍮線に接着しないことで横ロールも可能。
見栄えも問題ないので、これにて完了とします。
修理用にいろいろ準備していたけど、まぁいいか!
こちらの使用はまたの機会(無いほうが望ましいが……)に!!
フィギュア修理は真鍮線を通せば割と何とかなる!!
今回はフィギュアの修理をしてみましたが……真鍮線通すだけでなんとかなっちゃったね!!
無理に計画通りにやろうとしたり準備した道具を何が何でも使ったりしようとせず、自分の中で折り合いをつけて”いい感じ”になったところで完了させるのがベストかと思います。
余計壊しちゃったら元も子もないしね。
この記事が参考になるかわかりませんが、おうちに壊れて放置されているフィギュアがあったらワンチャン直ればくらいの軽い気持ちでチャレンジしてみてください。
愛着も湧きますよ。
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