Warhammer シタデルペイント塗装は初心者でも簡単にできる
Warhammerの塗装用のアイテム CITADEL Colour(シタデルカラー)は知っているだろうか?
Warhammerの販売元の”Games Workshop”が販売してる水性塗料で、豊富なカラーバリエーションや高い品質で多くのミニチュアファンに親しまれている。
Warhammerを塗装するならシタデルカラーを使えば間違いないだろう!
今回は、前回の記事で組み立てたブライトロードターミネーターをシタデルカラーを使って塗装していくぞ!
また、スプレー専用の固定器具など、塗装を便利にするアイテムもあるが、初心者がそこまで揃えようとするとお金がかかるので、今回は使用せず必要なものだけで塗装していくぞ!
前回記事を見ていない人は↓で確認してほしい。
https://akihabara-bc.jp/warhammer-biginner1/
ゲームを楽しみたいなら、まずはバトルレディ基準を目指そう
Warhammerの塗装は、初心者はまずは「バトルレディ(Battle Ready)」基準にしよう!
バトルレディとは、Warhammerのミニチュア模型がどのくらい塗装がしてあるかの基準で、最低限の塗装が完了していることを指す。
Warhammerの公式ゲームに参加する時、バトルレディの基準を満たした方が好ましい場合が多い。
ミニチュアの中には色によってゲーム中の性能が変わってきたりするものがあるので、対戦相手から見てもその色で塗ってあると分かるようにしてねということだ。
公式で厳密な基準を定めているわけではなさそうだが、自分が色々な人に聞いた中では以下の3点を満たしてれば大丈夫そうだ!
①キットの元の素材(プラスチック等)の露出している箇所がない
②最低3色以上で塗り分けされている
③ミニチュアベースにデコレート(装飾)がされている
今回は、上の基準を満たした、バトルレディのミニチュアを目指していくぞ!
前回組み立てた、デスガードの「ブライトロードターミネーター」は↓のような形からスタートだ
サフスプレーを吹いて下塗りをしよう
まずはスプレーを吹きかけよう。
スプレーを吹き、下塗りをすることにより、塗料の食いつきが良くなり、細かいキズも隠れて見えなくなるぞ!
さらに今回はシタデルカラーの「デスガードグリーン」を使うので、ついでにデスガードの大部分を占める緑色に塗れてしまうというスグレモノだ!!
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シタデルカラーのスプレーは、噴射圧が強く均等に吹きかけやすいと評判が良いぞ!
噴射圧が弱くなるので、スプレーの出だしと出終わりはわざと外して、中間だけ吹きかけるようにすると綺麗に吹きかけられる。
しっかりと振ってから、30センチほど離すようにしながら吹きかけよう。
向きを変えながら10回ほど吹きかけたら、↑のように塗れたぞ!
スプレーをする場所だが、筆者は自宅の風呂場で換気扇を最大で回しならやっている。
もし屋外でやる場合は、公共のものや他人の所有物に塗料がかかってしまわないように注意して場所を選ぼう。
シタデルカラーの筆塗りは思ったより簡単
下準備は終わったのでいよいよ筆塗りをしていくぞ!
塗る時のポイントとしては、細かいところを筆塗りをするとき、手が震えてしまう場合がある。
その場合、↓のように、手と手をくっつけるように持ったり、腕を机に着けたりして、なるべく接点を増やすようにして持つと手先が安定して細かい作業をしやすくなるぞ!
また、塗る順番はなるべく奥まったところから順番に塗っていこう。
出っ張っている部分は、もし間違えて塗ってしまっても後から修正が効きやすく、逆に奥まっている部分は、修正しようとする場合に、筆を当てたくないところにも筆が干渉してしまうことがあるからだ。
まず、金属っぽい部分を↑の3色で塗っていくぞ。
左から、LEADBELCHER(銀色)、RETRIBUTOR ARMOUR(金色)、RUNELOAD BRAASS(銅っぽい色)だ!
鎧の鉄っぽい部分や武器などを中心に塗っていったぞ。
これだけでもまあまあ良い感じになった。
次は金属色以外で色をつけたい部分を塗っていく。
左から
MEPHSTON RED(マントの部分など)
KANTOR BLUE(虫の脚っぽいところ)
BUGMAN’S GLOW(内蔵っぽいところ)
STEEL LEGION DRAB と CORAX WHITE を1:1くらいで混ぜる(骨や角っぽいところ)
といった感じで塗り分けるぞ!
ここまでで塗り分けは終わりだ。
次にSHADE(シェイド)を塗っていくぞ!
シタデルカラーには用途によっていくつか種類がある。
ちなみに先ほどまで塗っていたのはBASE(ベース)という隠蔽力の強い塗料だ!
次に塗るSHADEという塗料は、隠蔽力が低いので下に塗ってあるカラーを透かしつつ、全体的にトーンを落とすことができる塗料だ!
さらに、粘度が低く窪みになっているところに溜まりやすいので、自然な陰影もつけられる。
シタデルカラーのペイントは、BASEで色分けをして、SHADEを上から塗り陰影をつければ、イイ感じになるぞ!
今回はAGRAX EARTHSHADEという塗料を使うぞ。
塗り方はカンタン!
水っぽい塗料なので、筆に染み込ませすぎないようにしながら全体に塗っていくだけ!
一気にイイ感じになった!!
あとは、ミニチュアベースに簡単なデコレーションをして完成だ!
デコレーションには、TECHNICAL(テクニカル)という種類の塗料を使うぞ。
TECHNICALの塗料は様々な効果や仕上げを簡単に表現することができるといった塗料だ!
例えば今回使う、STIRLAND MUDという塗料は、塗るだけで泥っぽい地面を作ることができる。
他のTECHNICALの塗料としては、血痕を簡単に表現することができるものや、雪を表現できるものなど様々な種類があるぞ!
ザラザラとした仕上がりで、泥っぽい地面になったぞ!
さらにベースのふちの部分も塗ると見栄えが良くなるぞ。
ふちの部分はABADDON BLACKで塗っている。
シタデルカラーのペイントは初心者でもカッコ良い仕上がりにできる
いかがだったろうか?
筆者はWarhammerを始めるまで、ミニチュアペイントの経験は無かったが、カッコ良くペイントできたように思う。
ハードルが高いと感じる人もやってみると思ったより上手くいくかもしれないぞ!
最後に完成したミニチュアを載せて終わるぞ!
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