2020年夏。
8月に入り一気に夏本番。
外ではセミが大合唱し、アスファルトからは熱気が立ち込める今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
今年頭から発生したコロナ的な影響を受け、年内のイベント事はことごとくの中止。
もちろん同人即売会もその煽りを受けております。
しかしそんな中、ヴァーチャルで同人即売会を行ってしまおうと開催された『ComicVket(以下Vket)』に筆者が赴いてきたので、本日はそのレポートを掲載したいと思う。
今回VKetへは『VRChat』を使用して参加している。
↓Vket公式
https://www.comic.v-market.work/v1/
↓VRChat公式
https://vrchat.com/
VRChatでバーチャル秋葉原にダイブ
今回の即売会の開催場所は秋葉原だ。
ただし、ヴァーチャル空間内の秋葉原なので、生身のままではもちろん参加ができない。
という事でヴァーチャルな肉体を持つABCの秘密兵器『アナスタシア』に登場してもらう事となった。
説明しよう!
アナスタシアとは! 秋葉原ベースキャンプ公式VTuber、そして秋葉原の非公式親善大使である!
↓公式Twitter
https://twitter.com/Anastasia_B_C
まず初めにVKetへの簡単な道のりを説明しておこう。
あらかじめダウンロードしておいたVRChatを起動。
ユーザーIDとパスワードを入力し、VR空間へとログインをする。
※VRChatへ登録をしておくと色々捗るので事前に登録しておこうね。
まずはマイルームへと降り立ち、ここから各種ワールドへとポータルで移動をする。
今回アナスタシアが使用するアバターはこちら!
鯖!!
サバスタシア! をやりたいがために使用しているアバターだ。
座ると地面にめり込む可愛いやつだ!
はい、アバターも設定したのでVket(ヴァーチャル秋葉原)に行くことにしましょう。
まずはVRChatのメニューを開き『Worlds』を選択する。
そうすると『ComicVket&MusicVket』のワールドが選べるので行きたいところを選択する。
後はGOボタンを押してVketワールドへと移動しよう。
ComicVket【ヴァーチャル秋葉原入り口】
いざ、Vketへと降り立つとそこにはComicVketのアーチがドドン!
入り口には案内板が沢山あり、これだけでテンションが上がってきてしまう。
勿論会場案内図もしっかりと設置されている。
これをスクショしてもう一枚のモニターとかに映しておけば会場周りも楽勝だ。
え? デスクトップモードのデュアルモニタ環境じゃないと使えないって?
こまけぇ事は気にするな! そーれわk
スタッフ一覧表もあるので、困った人は声をかければ対応してくれるっぽいぞ。
入り口から少し進んだところにはワープパネルも置いてあるので、会場内の移動も楽チン。
ComicVket【参加サークルスペース】
次に紹介するのはComicVketの参加サークルスペースだ。
サークルエリアは島になっており、即売会の雰囲気をしっかりと表現している。
テーブル上には見本誌もしっかり置かれている。
見本誌は手に取って中を見る事もでき、かなり凝った作りをしているぞ。
赤い『infoボタン』を押すとブラウザが起動し、サークルの情報を見る事ができる。
サークル情報ページから同人誌を購入することもできるので、気になった方はポチっとしちゃうといいと思うよ!
あの大先生の同人誌も並ばず買える激熱仕様はオンラインならでは!
そしてコミケの様な大きな同人イベントといえば企業ブースも楽しみのひとつであるのだが、今回はちょっと雰囲気が変わっていた。
今までであれば美少女ゲームメーカーや出版関係、その他グッズ系の企業が多く参加していたのだが、今回はヴァーチャル秋葉原という事で、秋葉原に実店舗を持つ企業が多く参加していた。
協賛企業という形での参加になっているが、これはこれで他のイベントと雰囲気が違っていて面白い。
※協賛企業一覧はこちら
名前を見た限りどんなものを出展しているのか不明な企業もあるだろう。
ということで、一部抜粋した画像がこちら!
う~ん、秋葉原って感じがするね。
その他、凸版印刷はカフェをオープン。
何とVRChatで使用できるアバターの配布やComicVketの公式グッズの紹介を行っていたぞ!
Mketも見てきた【聖飢魔Ⅱやニーアも参加】
折角なのでMketにも参加してきたぞ。
Mketではそれぞれのサークルが作成した楽曲を試聴することができ、気に入ればそのまま購入することができる。
これもComicVketと同じような仕様となっている。
さて、個人的にだがMketの方は企業ブースが本命だと思っている。
なぜなら結構驚くべき大御所が参加しているからだ。
ドドン!
聖飢魔Ⅱ!!!!
いやいやいや、何で!?
って言ってしまってはおかしいが、とにかく聖飢魔Ⅱがブース出展を行っているのだ。
もちろん楽曲購入も可能。
聖飢魔Ⅱの鉄板曲『蠟人形の館』もしっかりと試聴・購入が可能となっている。
あと何か鎧が購入できる。
どのシーンで使用するのかわからないが、魔界系のワールドに行くときの正装にするんだろうか……
ちゃんとオタク向けにアイマリンやニーアのようなブースもあるよ。
※逆にオタクは聖飢魔Ⅱとか好きそうだけどね。
ニーアブースでは以前販売された、VRChatで使用できる2Bと9Sのアバターも販売されている。
購入できなかった人は今がチャンスだ! ポチれ!
秋葉原を模したVR空間で同人即売会参加【ComicVket】
今回初開催となったVR空間での即売会だが、参加してみてこれはこれでアリだと感じた。
・天気を気にしなくてよい
・行列に並ばなくてよい
・地方の人も気軽に参加できる
・大量の荷物持っての移動が無い
上記のことだけ見てもメリットだらけと感じる。
お祭り感を感じたい人やオフだからこその出会いを重視する人には物足りなく感じてしまうかもしれないが、オンライン上での開催、個人的には今後も続いていってほしいものである。
オマケ:忠実(?)に再現された秋葉原
折角なのでVR空間上の秋葉原を少し散策してみた。
普段から秋葉原に来る人には馴染み深い建物もあるのでは?
モデルとなった場所も一緒に写真を載せておくぞ!
この建物よりも看板の方が有名ではないだろうか。
こ、ここは有名アイドルグループの聖地!
多分筆者が秋葉原で一番お世話になっているであろうショップ。
こんな裏路地まで作っているなんて芸が細かい。
駐車場は作ってはいないようだ。
↓オンラインで楽しめるコンカフェもあるよ!
↓VRはこのPCで動かしてるよ
↓自作が難しい人は完成品を買おう!