東京の代表的なお祭りに神田祭があります。
神田祭は日本の三大祭りのひとつとして数えられており、全国どころか全世界でも有名な行事のひとつになっています。
その神田祭りには本祭と陰祭があり、神田明神で行われる本祭の方が有名で神田祭と言えばこの本祭を指すことがほとんどです。
2024年は陰祭(かげまつり)が行われる年となっています。
今回はその陰祭を取材してきたので、その模様をお届けしたいと思います。
神田祭は「本祭」「陰祭」が入れ替わる
神田祭は、京都の祇園祭・大阪の天神祭と並んで日本の三大祭りと呼ばれています。
神田祭は家康によって盛大な祭りになったとされ、天下統一を成し遂げた家康にちなんで天下祭とも呼ばれています。
この神田祭ですが、2年毎に「本祭」と「陰祭」が交互に行われ、神田明神に神輿が宮入をし、盛大に行われるお祭りは本祭となっています。
2023年に本祭が開催されたため、2024年の今回は宮入を行わない陰祭が開催されます。
この陰祭では神輿は各町会の地域を練り歩くものとなっています。
基本的には各町会に納められている神輿がその地域を練り歩くものとなっています。
その中でも今回は神田和泉町町会の神輿担ぎに参加してきました。
ちなみに、2023年に行われた神田祭の神輿の様子は以下から見ることができます。
2023年度神田祭りの様子
神田和泉町町会によるお神輿
子供たちの担ぐ小神輿・中神輿
大人たちが担ぐ神輿
大人たちが担ぐ神輿ともなると、500kgを超えるほどの重量になるとのことです。
担ぐエリアは和泉町周辺。
後援を頂いた企業や個人宅を回るように神輿が移動していきます。
神輿の出発は雷神太鼓からスタート。
太鼓、拍子木と共に神輿が担ぎあげられ、町内巡回が開始となります。
神輿の飾りは龍と鳳凰。
どちらも縁起物ですね。
和泉町エリアはおおよそ昭和通り~清州橋通り間かつ三井記念病院がある辺りまで。
エリアにしてそこまで広いものではないですが、各種路地も多く神輿自体は3時間から4時間かけて移動を行います。
・先導する祭囃子
・和泉公園前を移動中
・もちろん子供神輿もあります
・どんなに狭い路地だろうが入っていきます
・ヨドバシと神輿が一緒に写ってるのは感慨深いですね
2025年は本祭が開催予定
2024年は陰祭の年ということは、2025年は本祭の年となります。
本祭は神田の街をあげての大型のお祭りになってますので、是非とも今から秋葉原観光の予定を立ててみてはいかがでしょうか?
また、今回の陰祭のショート動画もアップしていますので、以下のリンクからぜひ見てみてください。
2023年神田祭り陰祭