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【初心者向け】ガンプラ製作に必要&便利な工具・道具の紹介

あんどー水樹

おうち時間という言葉が流行り出してからそれなりに時間が経ちました。
様々な『おうち時間』の使い方の中で、にわかに流行っているのが…そう、『ガンプラ』です。
多くの人達を魅了して止まないガンダムのプラモデル…最近にわかに人気が倍増してきており、新たにガンプラの世界へ参入する人が増えてるとか。

そこで今回は、ガンプラを製作する上で準備しておきたいツール&持ってると便利な道具を紹介していきたいと思います。

ガンプラを作る上で必須の工具・道具

ガンプラを作る上で絶対に必要になってくる道具がこちら!
ニッパー! 以上!

冗談ではなく、本当に現代のガンプラを作成するのに必要な道具はニッパー1本で大丈夫なのです。
なので、ただ好きなガンプラを買ってカチャカチャと素組みするだけならニッパーがあればそれ以上なにかが必要になることはありません。

中にはエントリーグレードというニッパー不要のガンプラもありますが、今回は除外しています。
オーソドックスなHGやRGといったグレードのものが対象となります。

ガンプラ製作道具【ニッパー:必須】

上でも紹介しましたが、ガンプラ製作に絶対に必要となってくるのがこの『ニッパー』です。

ランナーから各部パーツを取り外すのに使われますが、中には「ハサミじゃだめなの?」「カッターは?」「手で千切れるものじゃないの?」と聞いてくる人もいます。
厳密に言うとダメではないですが(手で千切るのはダメ)、ハサミやカッターでは綺麗にランナーからパーツを切り外すのが難しいです。というか不可能に近いです。
※ランナーというかゲートの処理が非常に難しい

なので安物を買うよりはしっかりとしたものを購入するのをおすすめしています。
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片刃ニッパーというちょっと特殊な道具もありますが、とりあえずは通常のニッパーを1本準備しましょう。

ガンプラ製作であると便利なもの

ここからはガンプラを製作する上で『持ってると便利』というものを紹介していきます。
製作の上では必須ではありませんが、作業の効率アップや完成品の仕上がりを良くするために使用されるものとなります。

デザインナイフ【ゲート処理用】


ランナーから切り離したパーツのゲート処理・デカールの切り離し・パーティングライン(パーツ成形した際にできるバリ)の処理などなど…1本持っていれば様々な作業に使用できます。

カッターナイフでも使用上問題はないのですが、刃の角度や持ち手の形状等、カッターナイフよりもガンプラ製作に向いています。
迷ったらとりあえず『タミヤのデザインナイフ』を選んでおいたらいいと思います。
替え刃も沢山あって当分の間使い続けられますからね!

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棒やすり【様々な箇所の処理用】


こちらもあると便利な棒やすりとなります。
ニッパーでカットした荒くなっている箇所の仕上げに、細かい部分の削りに、色々な削り用途にしようできます。
ホームセンターで売っているものは大型やすりはガンプラに使いにくいので、こちらもタミヤなどの模型用棒やすりを揃えておくのがいいでしょう。

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爪やすり【爪用ガラスやすり】


爪やすりひとつで全てをまかなうことは出来ませんが、上記の棒やすりと合わせて使用すれば、より細かな磨き作業を行うことが可能です。
しかし、ガラス製で削り面も大きいので細かな箇所には使用できません。
広い面やゲート処理仕上げ用に主に使用します。

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ディティール追加をするのに便利な道具

ここからは素組みから一歩進んだガンプラの製作に便利な道具を紹介していきます。
ちなみにここで言うディティールの追加とは、スジ彫りやデカール貼り付け、モール加工等の素組みにプラスして加工を施すものを言います。
※付属デカールの貼り付けもディティール追加に含みます。

スジ彫り用チゼル(タガネ)【ディティール追加用】


▲スジ掘り用のチゼル+グリップの組み合わせ
ガンプラの各所にモールドの加工やパーツに新たなスジ(モールド)を掘るのに使用します。
刃の部分の太さが多数あるため用途に合った太さのチゼル(タガネ)を選びましょう。
1/144スケールのガンプラにスジ彫りを入れるには0.15mm~0.2mmくらいまで、1/100~では0.2mm以上の刃を選ぶといいかと思います。
※好みに合わせて太さを決めても問題ありません

このように生産段階では何もない箇所へモールドを追加し、ガンプラの表現力をアップさせることができます。
慣れてきたらスジ彫り加工を行うのもいいでしょう。
最初の内はグリップ+刃先1~2本あればいいかと思います。
製作するキットによって刃先を選びましょう。

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スジ掘り用ラインテープ【スジ彫りを行う際のガイドとして】


スジ彫りのラインを真っすぐ引くには?
フリーハンドで掘っていってもガタガタの線になってしまいますよね?
そんな時はこのラインテープを使用しましょう。
ガンプラ本体に貼ることでスジ彫り用のガイドとして機能します。
それなりに多くのモールドを追加したい場合、テープを結構使うことになるので常にストックを持っておくのがいいかも知れません。

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ピンバイス+加工用ドリルorスピンブレード【ディティール追加用】



スジ彫りと合わせてディティール追加用にドリルやスピンブレードを準備しておくのもおすすめです。
金属板同士を繋げる部分に『リベット』と呼ばれる鋲のようなものを打ち込むのですが、そのリベット感を出す加工を行うときに使用します。
ドリルやブレードの先端には様々な大きさのものがありますが、1mm~3mmくらいのものをいくつか持っておくといいでしょう。
ピンバイスは複数の刃先のが取り付けられるものを選ぶと便利です。

▲最初は穴径がいくつか変えられるものを選択しよう。

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スミ入れ塗料プラスエナメル塗料溶剤【セット購入がおすすめ】


スジ彫り・モールドの加工を行った部分に流し込んで塗装を行う際の塗料になります。
水のようにサラサラしているので、塗るというよりは隙間に流し込んで浸透させるように使用します。
スミ』と名前がついていますが黒以外にも様々な色のスミ入れ塗料がありますので、パーツ色にあった塗料を選びましょう。無難なのは黒です。

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また、スミ入れをするとモールドの外にも塗料がついてしまう場合があります。
そんな時はエナメル溶剤を綿棒につけて軽くなぞると不要な部分に付着した塗料を落とすことができます。
スミ入れ塗料と合わせて用意しておくのがいいでしょう。

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ピンセット【デカール貼り付け用】


水転写式デカールを張り付ける際に使用します。
無くても大丈夫と言えば大丈夫ですが、かなり小さいものをつままなければならないので、ピンセットがあると作業が捗ります。
先の尖ったものと丸くなっているものがありますが、デカールを張り付けるだけならどちらでも問題ありません。
強いて言えば先が尖っている方が使いやすいかな?といった感じです。

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必須ではないが持っておくと便利なもの【作業効率アップ】

ガンプラ製作において持って無くても良い・別のもので代用が可能というものを紹介していきます。
あると無いとでは作業効率に差がでるので、お好みで揃えていきましょう。

パーツオープナー【組み立てたパーツ外しに使用】


間違えて組み立ててしまったパーツ同士を外すのに使用する道具となります。
先についている金具をパーツの合わせ目に挿し込み、ひねることでパーツ同士を分解します。
大体は組み上げた後に各パーツをバラバラに分解するということはないと思いますが、全塗装をやろうと思うと使用する必要があるかも知れません。

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マークセッター【デカールの密着、接着に】


デカールをガンプラにしっかりと接着するのに使用します。
水転写式デカールであれば水だけで張り付けることも可能ですが、よりしっかりとデカールを貼り付けたい人はマークセッターを使用しましょう。

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ニッパーキャップ【ニッパーの刃先保護用】


取り扱いもそうですが、保管にも気をつけなければならないのがニッパーの刃先。
薄刃ニッパーを使用してる場合は特に顕著で、ちょっとの高さから落としたり、ツールボックスの中で動いたりするだけでも刃先が欠けてしまう場合があります。
それを保護するのがニッパーカバーです。
使い方は簡単で、ニッパーの刃にかぶせるだけ。

高いニッパーを使用している場合は特に気をつけて保管するようにしましょう。

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仕分けトレイ【プラモパーツの仕分けに使用】


ランナーから切り離したパーツを仕分けするために使用します。
中にはいくつもの仕切りがあり、仕切りの組み合わせによって大小様々なパーツを仕分けすることができます。

蓋の裏側にも仕切りがついており、作業する際に小物がどこかへ飛んでいってしまわないように置いておくことができます。

これひとつあればHGくらいのガンプラならパーツ類が納まってしまうので、ランナーから一気にパーツを切り離す派の人は持っておくと便利かも知れません。

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ツールボックス【増えてしまった道具の収納に】


私はミニ四駆用のタミヤ製ツールボックスを使用しています。
開くと3段になっているもので、背の高いものを入れることはできませんが、ある程度の道具類でしたら難なく収納をすることができます。

塗装等を行ってくると塗料のビンが増えてきてツールボックスではまかなえなくなってきてしまうと思いますが、ガンプラ製作始めたて~ちょっと加工を行っていこうかな、と考えているくらいの層にはうってつけかと思います。

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やりたいことに合わせて少しずつ道具を増やしていこう

ここまで様々なツールを紹介してきましたが、これらすべてを揃えなくてもガンプラの製作は可能です。
まずはHGでもRGでもMGでも、どのグレードでもいいのでガンプラを1体作り上げてから必要だと感じたツールを追加していくといいでしょう。
改造したい、塗装したい、表現力をアップしたい…
今自分に必要なものは何か? それを考えながら道具を揃えていくのが一番だと思います。

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