アキバ

第2回ガンプラいいね!参戦!HGダリルバルデをダメージ加工

アルバイト募集バナー
バトエン

前回のガンプラいいねから早数か月…
遂に第2回ガンプラいいねが9月から開催されます。
もちろん今回も秋葉原ベースキャンプからガンプラを展示予定!!

今回は出展用ガンプラ制作の模様をお届けしたいと思います。

ガンプラいいね!とは

今回で第2回目となるガンプラ展示イベント、ガンプラいいね!
AKIBAカルチャーズZONE4階のイベントスペースにてガンプラを展示するイベントとなっています。

↓第1回のイベントの様子はこちらからどうぞ

ガンプラいいねアイキャッチ
展示イベント ガンプラいいね! 2023春 AKIBAカルチャーズZONEにて2023年4月30日よりAKIBAカルチャーズZONEにてガンプラの作例展示イベント『ガンプラいいね! 2023春』が開催されているので...
秋葉原のガンプラ展示イベント。ガンプラいいね!2期展示期間開始2023年4月30日からAKIBAカルチャーズZONEで開催されているガンプラ展示イベント「ガンプラいいね!」の2期展示シーズンが開始さ...

今回は主催の提示するテーマに沿った作品を展示するテーマ部門と
ガンプラ以外も展示対象とし、素組みから全塗装・改造を一括りとした一般部門があります。
詳しくはこちらからどうぞ(募集は終了しています)

HGダリルバルデ、戦いのあと

今回使用するキットはHGダリルバルデ。
水星の魔女に登場するグエル・ジェタークの搭乗機。
ディランザからの乗り換えで1期中盤から登場。
2期においてもグエルの搭乗機となったが、ミカエリスとの戦闘後は未搭乗。

HGということもあり、パーツ類は少なく色分けランナーも少な目。
色分けもしっかりしており、比較的簡単に作れて完成度も高いものとなっています。

今回はこちらのダリルバルデを使用して戦いのあとを表現するために、大破を免れた後も戦場に出続けた想定でダメージ加工を行っていきます。

パーツの切り出しからゲート処理まで

まずはランナーからパーツ類を切り出していきます。
ランナーからの切り出しの際は少しだけゲートを残してカットします。
この後残ったゲートをカットすることで、パーツが白くなってしまう白化や抉れを防ぐことができます。
※全塗装をする際もパーツの抉れを防ぐためにゲートを残してカットしましょう。


次はこの残ったゲートをカットします。
私は切れ味も良く、白化しにくくなるアルティメットニッパーを使用しています。

ほんのちょっと(0.1mmくらい)ゲートが残るように2度斬りを行います。
残ったゲートは後程ヤスリで整えます。

カットしたゲートの量はこのくらいになります。
卓上クリーナーがあると処理が簡単です。

2度切りが終わったパーツ類がこちら。
仕分け用トレイ1枚で収まるくらいの量ですね。

2度切りが終わったら仮組を行います。
素組みをする方はこの仮組工程は必要ありません。
私は改造や加工、全塗装を行うので仮組をしてからどこをどう加工するか、塗装の色分けはどうするかを考えておきます。

仮組を行い、加工箇所や色分けなどの確認ができたら一度ばらします。
その後、残ったゲートの処理と表面の処理を同時に行います。
ゲート処理と表面処理には鉄ヤスリとスポンジヤスリを使用します。
大体400番から800番くらいまでヤスリがあるといいかと思います。

残ったゲートは鉄ヤスリで平らになるように削り、その後400番から800番のヤスリを使用してならします。

同時にパーツ表面もならしていきます。
表面処理によってパーツの歪みや凹みのある部分を平坦にし、塗装が綺麗にできるようにしておきます。
処理前。
光の加減でパーツのヒケ(歪みや凹み)が見えます。

処理後。
歪み、凹みが処理されて平坦になっています。

改造、ダメージ加工

ここからはダメージ加工を行っていきます。
と、その前に、パーツの中でも肉抜き状態(裏面がスカスカな状態)のパーツを補修していきます。
補修の仕方は簡単で、パテで穴を埋めたあと乾燥させ、ヤスリで削って平面にするだけです。
ダリルバルデの足裏パーツなどは肉抜きされており、見栄えも悪いので埋めておきます。
この他にも気になる箇所があれば埋めていきましょう。

パテ埋めが終わったらダメージ加工を行います。
ダメージ加工の方法は様々ですが、今回は劇中の設定に沿った加工を行っていきましょう。
水星の魔女の世界では実弾兵器の使用が禁じられており、基本的にMSにはビーム兵器が装備されています。
ダメージを受けた際、実弾による弾痕が残るのではなくビーム(熱)によるダメージが基本となります。
なので溶けた表現をベースとし、機体同士のぶつかりによる傷を少々加える方向でいきましょう。

使用する工具は以下の通りになります。
キズ表現
・鉄ヤスリ
・デザインナイフ
・ペンチ
溶け表現
・半田ごて


鉄ヤスリでパーツのヘリの欠け表現を行ったり、デザインナイフで擦れの表現を行ったり、半田ごてで溶け表現を行ったりした後のパーツがこちら。
この辺りの加工は絶対の正解というものはありませんが、ビーム系で起きる金属の溶けは外側にのみ行いました。
直撃や重大な個所への被弾となるとそもそも起動ができなくなるのと、ビームを逸らすことでダメージを最小に抑えたという背景を演出しようと思ったからです。

塗装、汚し表現

塗装工程はあまりに細かくなってしまうので省きますが、ダリルバルデは色数があまり多くないので塗装勢を始める人向けだと思いました。
今回は、フレーム類にメカサフスーパーヘヴィ、外装はブライトレッド、白パーツはクールホワイトを使用。
設定よりも明度の高い赤になりましたが、汚し加工を考えて明るめな色を選択しました。
この辺りは最終の仕上げ後の色を想定して色選びができるといいですね。

塗装後に汚し加工を行います。
使用するのはウェザリングカラーのブラックとグレー。
順番的にはブラックを塗った上からグレーを塗っていきます。
乾燥させたらウェザリングカラーうすめ液で汚れを調整します。
それがこちら

汚れの溜まる部分と流れる部分を意識しなくても適度に汚れてくれるので中々使いやすですね。
そして最後はドライブラシを行います。
シルバーの塗料と筆を使用し、筆に付いた塗料をペーパーなどでカラカラになるまで拭き取ります。
その後、パーツの淵などの擦れが発生する場所に塗装剥がれを意識して塗っていきます。

ドライブラシが完了し、トップコートを行えばダリルバルデ、ダメージ加工の完成です。

ガンプラいいね!出展用ダリルバルデ完成


今回は第2回ガンプラいいね!用のダリルバルデを作成しました。
テーマ部門「戦いのあと」を表現する為にダメージ加工をしましたが、どうでしょうか?
ガンプラいいね!は9月1日から9月18日まで開催。
場所はAKIBAカルチャーズZONE4階。
次回開催の時は、みんなもガンプラ展示しよう!

ABOUT ME
あんどー水樹
PC、ゲーム、イベント事が好きです。 お肉とかも好きです。 コーギーたんはもーーーっと好きです。



COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です