秋葉原 あのビルは今どうなってるの？【閉店・撤退・取り壊し】

秋葉原の景観も徐々に変わってきている2022年。
新たな工事が行われているビルもあれば、お店が撤去されてからそのままになっているビルもあります。
駅前から色々と見知った建物が偏移していっていますが、これも時代の流れなのでしょうか？

ということで今回は「秋葉原のあのビルのその後」を紹介!
今回は大通りを中心に比較的目立つビルを中心に集めています。

↓動画でもビルを巡ってきているので見てみてください

今どうなった？アキバの空ビル・新ビル

GiGO秋葉原4号店跡地 -駅前の景色が激変

まずは駅前から見ていきます。
ラジオ会館の建て替え・移転、サトームセンの閉店等、秋葉原駅前で大きな出来事と言えばこの辺りでしょうか？
電気街口を出て一番に目に付くこちらのGiGO4号店撤退も「秋葉原駅前景観変化」の三大スポットに入るかも知れません。

GiGO秋葉原4号店の全盛期と言えばやはり地下にガンダムの筐体が設置されていた時期でしょう。
とにかく台数が多く、週末になるととにかく人がごった返していました。
家庭用ガンダムの方も盛り上がっていたとはいえ、最新作はどうしてもアーケード先行。
生粋のファンの熱量はかなりの物でした。
同ビルには他のテナントも入っていますが、とにかく赤いビルという印象が強いです。
今ではビルの工事に伴い、営業中店舗の仮看板が出ています。

ボークスホビー天国ビル跡地 -年季の入ったビル

秋葉原駅前角地、立地条件完璧、2014年にオープンしたのがこちらのビルとなります。

現在では中央通り沿いにボークスホビー天国2として営業を再開しています。
旧ホビー天国がなぜ閉店になったのかの理由は不明ですが、中々に年季の入っているビルの為、老朽化が原因ではないかと考えています。
ビルの取り壊しから建て替えを行うのに見合ったペイが出来るのか…といった辺りは問題に上がりそうですよね。
そもそもホビー天国2が自社ビルということも考えると、まぁ…そうだよね…と思う所もあります。
旧ラジオ会館から考えると中々に歴史のある建物となるので、できれば残って欲しいですが…何ともといった感じです。
現在では全テナントが撤退し、1階部分に広告スペースを残すのみとなっており、取り壊しがされるのかどうなのかが注目の的になりそうです。

万世橋交差点・半田ビル -カラオケまねきねこに

秋葉原のランドマークと言えば挙がってくるであろう半田ビル。
神田方面から万世橋交差点を通ると正面にその姿を見ることができます。

2017年にGiGOが撤退してからは殺風景な印象がついていました。
1階・地下1階にテナントが入っているので無店舗経営状態ではありませんでしたが、秋葉原の一等地にどんなテナントが入るか注目されていました。
2022年10月現在大々的な発表はされていませんが、どうやら「カラオケまねきねこ」が入るようです。
噂では1000万円以上の賃料がかかると言われている同ビルですが、素人ながらちゃんと賃料がペイできるのか少々心配になってしまう所もあります。

1フロアの広さはそこまで広くないと記憶していますが、駅チカという立地条件なので何かと捗る部分があるのでしょう。
現在のカラオケ店の数でどれくらい人が溢れているのかわかりませんが、はてさてどうなっていくのか…といった感じですね。

ラオックス秋葉原本店ビル -長期休業中

オノデンとエディオンに挟まれるように佇むラオックス秋葉原本店。
外国人観光客来訪全盛期には、店の前に観光バスが駐車されていたのも懐かしい光景ですね。

現在ラオックス秋葉原本店は無期限の営業休止中。
インバウンド需要に押されていた中で免税店としての営業を一時取りやめ、その後アジアン雑貨や食品を扱うようになりました。
また、ガンプラをはじめとするホビー系の取り扱いも強化しており、新たなスタートを切ったと思った矢先の出来事でした。
営業再開の報は出ていませんが、ラオックス秋葉原本店の立地するエリアが再開発されるという話もあり、今後どうなっていくのかはまだ決まっていません。

新たな業態として再開するのか？
家電量販店の道に戻っていくのか？
再開発を見据えて撤退をするのか？
大型ビルの建て替えよりも、今一番動向が気になるのがこのラオックス秋葉原本店ビルなのかも知れません。

ゲームパニック秋葉原 -アドアーズ跡地

アドアーズ秋葉原店からゲームパニックへ。
アドアーズ時代はゲームセンターとカラオケ店を同時営業していましたが、ゲームパニックになってからはプライズ系が中心となっています。
秋葉原に置いて一等地大型ビルからテナントが撤退し、初めてテナントが入ったビルでもあります。
アドアーズ時代は赤が基調の店舗となっていましたが、今では看板の黄色が特に目を引きますね。
ゲームセンターというよりはアミューズメント施設の方が色濃く、一般客をメインターゲットとしていると感じます。
オープンしてからまだ1年も経っていませんので、今後どのような運営になっていくのか期待です。

田中無線本社ビル予定地(中央通りソフマップ横) -秋葉原再開発

現在、秋葉原ではビルの取り壊し・再建築がいくつかなされています。
旧ソフマップもそのひとつです。

現ソフマップの隣に建っていたビルは現在取り壊し作業が完了し、新たなビルを建てる為の工事が行われています。
このエリアにはいくつかの店舗がありましたが、ビルの取り壊しの際に各地へ移転しました。
田中無線電機本社ビルが建築予定となっていますが、テナントが入るようなスペースはあるのでしょうか？
もしくは本社ビルとして、企業機能を全てこちらに移動させるのでしょうか？
どのように運用されるのか今後に注目ですね。

基礎工事等もまだ終わっていないので、建物が見えるようになるのはまだ先のようです。
個人的には1階を路面店として運営してくれると嬉しいなぁなんて思ったり…
今だとどんなお店が入るのかという部分も残りますが、秋葉原のランドマーク的なビルになっていくのでしょうか？

秋葉原ホテルプロジェクト予定地(武装商店横) -中央通りにビル建設中

こちらは武装商店横のビル跡地ですね。
一時期は喫煙バスが置かれていた場所となっています。
ここには「秋葉原ホテルプロジェクト」として新たに宿泊施設ができるようです。
スペース的にそこまで広い所ではないので、1階をエントランス・受付にし、2階以上に宿泊部屋を作るような形になるでしょう。
1部屋の広さはそこまで取れないと思うので単身泊・2名泊メインの施設になりそうです。
取り壊し自体は終了し、現在基礎工事を行っているのでしょうか？
重機自体は設置されており、裏口にはガードマンが立ち、資材の出し入れもしていたので工事は進んでいるようです。

こちらも工事自体は始まったばかりなので、ビルの完成は来年以降になるでしょう。
秋葉原自体にホテル等の宿泊施設はそこそこありますので、今後どのような立ち位置になるのか注目したいですね。
コミケ開催中の秋葉原泊者にとっては助け舟に…なるのか？？

とらのあなビル跡地 -店舗閉店

惜しまれながらも閉店した「とらのあな」ビル。
現在は営業も終了しており、シャッターも降りています。
屋上看板はまだ設置されていますが、垂れ幕は撤去され、今後設置されることはないでしょう。
小さいビルながらも秋葉原では有名な場所でした。
今後このビルを売却するのか、取り壊すのか、どこかのテナントが入るのか…
個人的には同種のテナントが入って街を賑やかしてもらいたいものです。

キャンドゥ跡地にキャンドゥが戻って来る -ジャンク通りの100円ショップ

秋葉原唯一の100均として親しまれていたキャンドゥが満を持して戻って来る！

ビルの建て替えの為に閉店をしていたキャンドゥがジャンク通りに戻ってきます。
既にビル自体は綺麗に立てられており、開店日を告げるポスターが入口に貼られています。
ヨドバシAkibaにも100均がオープンしましたが、何と言うかイマイチ行きにくいなと感じる部分もありました。
キャンドゥ新店は旧キャンドゥと同じくあまり広くないスペースではありますが、見る限り2階まではフロアがありそうですね。
ジャンク通り側で働いている人達には念願の100均オープンとなるので、何だかんだで盛況しそうです。
2022年11月2日オープンとのことです。

昭和通り口側マクドナルド -帰ってきたマクド

昭和通り口にあったマクドナルドが新しくなって帰ってきました。
バーガーキングの縦読みなんてものが一時期話題になりましたが……

こちらのビル、マクドナルドだけではなく、セブンイレブンやまねきねこ等も入っています。
昭和口方面と言えば飲食店が多いエリアですが、ファストフードの数はそこまで多くありませんでした。
合わせてコンビニも入っているということで、利便性は高くなりそうですね。
ビル取り壊しの際に最後まで残っていたケバブ屋は戻ってきていないようですが、まぁ色々ありましたもんね…
外観も今風の新しいものとなっており、当分の間はこのテナントのまま入れ替えはなさそうだなと感じました。

秋葉原のあのビルの配線はどうなった！？

秋葉原の無理筋な配線を行っていたあのビル…というかお店…

秋葉原の無理筋な電源 pic.twitter.com/xUcnUuT57h

— 秋葉原ベースキャンプ (@akihabara_bc) February 17, 2021

今もまだ配線残ってます！！
でも1本だけになってるような…

オノデン配信スタジオ撤退後は？

こちらはオノデンの配信スタジオ「Akiba.TV STUDIO」跡。
ビルの取り壊しとは関係なさそうですが、秋葉原のスペイン坂スタジオと言える場所だったので寂しさを感じます。

リギルド跡地には新テナント入らず…？

ビル、と呼ぶのかどうかな部分ですが…
リギルドの跡地にはどこかのテナントが入るのでしょうか？

以前移転の為に休業したあきばおーも含め、この辺りのビルは年季が入っているので耐震強度的なものも含めてどうなるのか…といった感じでしょう。
新テナントも入れない、取り壊しもしないとなると扱い的には中々難しい物件になってしまうのかもしれませんね。

キッチンジロー跡地～コンカフェ案内所

こちらもビルというよりはイチ店舗といった場所ですね。

キッチンジローが閉店してからはコンカフェ案内所となり、今では案内所も撤退しています。
2階は13時間2000円飲み放題の…コンカフェが入っています。
看板のインパクトは絶大ですね。どのようなコンセプトかはちょっとわかりにくいですが…

秋葉原再開発の噂も入りつつ、どのように街が変わっていくのか？

秋葉原の街は何度もその模様を変容させています。
一抹の寂しさを覚えながらも、これから新しい秋葉原が出来上がっていくのを期待していきたいです。
ビルの老朽化問題、再開発…色々と未来に向けて考えなければいけない時期になってきています。
昔を思いつつも、綺麗に生まれ変わった秋葉原を見てみたいものですね。どうなるのでしょうか？

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