ガンプラ初心者はどのグレードからはじめる?【おすすめ工具も】
第2期の放映も間近となってきた水星の魔女。
ガンプラの売れ行きと生産も好調で、売り場には多数の商品が陳列されています。
新製法により、過去のきっとよりも作りやすく完成度と満足度の高いガンプラが作れるようになっています。
この水星の魔女効果でガンプラを始める人も多くなってきており、これを機に過去キットの再販が盛んになるといいですね。
ということで今回は「ガンプラを始めてみたいけど、なんか種類多いしどれから始めたらいいかわからない」方に向け、ガンプラの特徴をまとめてみました。
ガンプラにはいくつかのグレード(種類)がある
あなたはガンプラを購入するために売り場へとやってきました。
売り場にはいくつもの種類のガンプラが陳列されています。
さて、どれを手に取りますか?
となったところでガンプラにはいくつかの種類があることに気付くはずです。
HG? RG? 1/144? 1/100?
そう、ガンプラは作りの細かさや大きさなど、グレードによって分類わけがされています。
金額の違いだけでなく、様々な差異があるのでガンプラ購入の際は注意しましょう。
エントリーグレード(EG)1/144
2020年に新たにラインナップされたグレード。
工具不要、接着剤不要のスナップフィット、お値段もお手頃とガンプラを始める人向けの要素が詰まっているガンプラです。
こう聞くと「でも作りはイマイチなんでしょ?」と思う方もいるかと思いますが、むしろ過去のキットよりも色分け表現や可動域がしっかりしています。
作りが簡素化されている部分もありますが、シール不要の組立のみでしっかりと機体を表現できるバンダイの技術に感嘆します。
現在、2023年4月現在
・初代ガンダム
・ストライクガンダム
・νガンダム
の3種の機体が展開されています。
ハイグレード(HG)1/144
ガンプラの中で一番商品ラインナップが多いグレードとなります。
価格帯は1000円~となっており、キットのサイズやパーツ数によって値段が上下します。
新作のガンプラは基本的にHGから販売され、多くのガンプラモデラーが手に取るグレードとなっています。
ここから作成にニッパーが必要になってくるので、プラモ用工具を取り揃えておくと作成が楽になります。
一部ガンプラは1/144と言いながらもかなり巨大なものもあるので『HG=小さいガンプラ』というわけではありません。
ものによっては持ち帰るのが大変なくらい大きい箱のものもあります。
リアルグレード(RG)1/144
よりリアルな造形を求める層向けのグレードとなっています。
HGに比べてパーツ数も多く・細かくなっています。
ディティールの作り込みも最初から細かく作られており、改造を施さなくても組み立てるだけで満足度の高いガンプラが出来上がります。
内部フレームを組み立て、そこに外部パーツ組み立てる方式が特徴的です。
構成上組み立てたパーツがポロポロを落ちてしまう部分もありますが総じてクオリティは高くなっています。
基本的に主人公機やライバル機が多くラインナップされています。
マスターグレード(MG)1/100
ここからはスケールが変わってきます。
より大きく、より細かい造形を楽しみたい人はマスターグレードを選ぶのをおすすめします。
パーツ一つ一つが大きくなっているため、組み立てやすさはMGが一番ではと思っています。
MGもフレーム組立後にパーツを組み立てるタイプのため、パチパチ組み立ててる時の気持ちよさは最高です。さながらメカニック気分。
こちらのグレードも中には巨大なパッケージのものがあるので購入の際には注意してください。
逆に言えばこのMGと同サイズくらいのナイチンゲールってかなり大きいですよね…
また、MGの種類のひとつとして「MGEX」というのもありますが、PG並のお値段なので…
パーフェクトグレード(PG)1/60
全てのガンプラの頂点。
スケールもお値段もパーフェクト。
人によっては完成までに数か月かかるほどの作業量…それがパーフェクトグレードです。
いずれは作ってみたい最高峰のガンプラとなりますが、製作の際はかなり気合を入れて作らなければならないほど難しい物となっています。
ガンプラ作成用工具を揃えよう
以前ガンプラ製作に便利な工具を紹介致しましたが、今回は最低限これだけあるとガンプラ製作が楽になるツールを紹介していきます。
https://akihabara-bc.jp/ganpura-tool/
ニッパー(片刃ニッパー)
準備するニッパーはプラモ用のものを選びましょう。
通常のニッパーだと細かい作業が難しいので、専用のものの方が使いやすいです。
合わせて片刃ニッパーも候補に入れておきましょう。
プラスチックは力を入れてカットすると白く変色してしまう「白化」が発生します。
より圧力をかけないようにスパッと切るのに片刃ニッパーは適しており、出来れば準備しておくと綺麗なガンプラが作りやすいです。
あまり安いものを使用すると切れ味も悪かったり刃こぼれが起きたりと作業に支障をきたすため、ちゃんとしたものを準備しておきましょう。
デザインナイフ
1本あるだけで様々な利用方法があります。
替え刃セットのものを選択しておけばかなり長い間使えるので便利ですね。
これからもガンプラは続々登場予定
4月には水星の魔女2期も放映開始。
ガンプラの新作ラインナップも続々情報が出てきており、2023年も新作ガンプララッシュは続いていきます。
量産体制も整いつつある入荷状況ではあるので、ガンプラに興味のある方は2023年から開始するのもベターかも知れませんね。
https://akihabara-bc.jp/ganpura-seisaku01/
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